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著者 | 梅田晴夫 |
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出版社 | オリオン社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2006/11/26 |
リクエストNo. | 36927 |
リクエスト内容
作家、梅田晴夫氏の海外滞在記。氏が1960年代にアメリカやフランスに滞在した折に、同地に滞在していた日本人の行状を観察記録風に書きながら、日本人が旅行や事業などのためにさかんに海外に進出していったころの彼らの無粋な行動について苦言を呈した優れた日本人論でもある。ソフトカバー267頁、挿絵は鶴丸光世氏、1965年出版、定価は320円。
登録者の評価★★★★★★★☆☆☆
【目次】
■1
美しき季節
侮辱された芳村真理
傲岸不遜の元スポンサー
御曹子は食わせもの
■2
13万分の1のワルイ奴
無邪気な道化たち
跳梁する日本人ジプシー
■3
ニューヨークの甘い夜
ロビーに立つ女
野沢弘子のはなし
魔性のグリニッチ・ヴィレッジ
深夜の狂宴
消えた六千ドル
■4
悪名高い帰米日本人
クラーク・田中の出現
童心にかえった老夫妻
掘り出しものの宝石
■5
見知らぬパリの一人旅
一本のワラをも
世界の歓楽境
マダム・シェリエの家
■6
猟奇の世界
ピンク・ムードの買い物
うまい話はザラにない
夜の顔役
ロンドンの底辺
■7
パリの街頭画家
ローマの食欲
面白い商売
カメオに手を出すな
■8
海外商社駐在員の嘆き
横柄な先乗り氏
ウルトラAの歓迎
■9
モードの尖兵
わがままな女
情報の収集
立つ鳥あとを濁す?
■10
総局長がやってくる
アメリカの事情
高いチケット代
■11
女優志願の留学生
バカンスの夏
泣きおとし
捨てられた男
■12
旅愁につけこむもの
こんなテもある
一千万円のホステス
雀百まで
投票コメント
全1件
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出版当時と社会状況が変化した今読んでも、身につまされることが多い。 (2006/11/26)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/11/26
『ワルイ日本人-うまい話はザラにない』(梅田晴夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎