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新宿1965-97 僕らが「流しの写真屋」の客だった

新宿1965-97 僕らが「流しの写真屋」の客だった

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得票数 25

著者 渡辺克巳
出版社 新潮社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784106024306
登録日 2005/10/11
リクエストNo. 31049

リクエスト内容

1965-1997にかけて、流しの写真屋として、夜の新宿を根城に生活する各種風
俗嬢、オカマ、やくざ、暴走族の兄ちゃん達、酔客、ホームレス等の人々を
撮った写真集。撮った写真は生活の糧として本人達に売る。いわば一風変
わった出張写真館。写されている人々の多くが、自分を如何に良く見せよう
かと一生懸命に表情を作り、かっこいいポーズをしているのが印象的。自分
のための記念写真であったり、恋人や友達に見せるものであったり、田舎の
家族に送る写真であったりしたのであろう。どの写真もそのときの人々の生
き生きとした姿を映しだしている。営業用の写真とはいえ、撮り手と被写体
との心の交流を感じさせる写真も当然のことながら見られる。屋台の椅子に
腰掛けて足を組んで優しい眼差しを向けているいるおねえさんの写真は普通
だけど心惹かれる一枚。これらの人々を撮るのは、並の努力、根性では撮れ
なかったであろう。ストロボ付きの「ヤシカエレクトロ35」の登場により
仕事が激減したと記している。今のデジカメや写真付き携帯とだぶる。時代
の流れが当然映し出されていて、その面からも貴重な写真集。(ややはにか
んだ寺山修司の一枚もある。)
フォト・ミュゼ・ 新潮社

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投票コメント

全25件

  • 発行当時も欲しかったのですが当時は小遣いも少なくそのまま時は過ぎ・・・

    いまamazonやヤフオクなどではプレミアが付いてとんでもない値段になってしまっていて、当時より更に買えない金額で売られているので、復刊を希望します。

    どうしても欲しい一冊です。 (2013/01/30)
    GOOD!1
  • 文章でモデルとなった人たちの物語が記されているこの写真集を見ると、人それぞれ、様々な人間のドラマがあり、その一つ一つがかけがえのない人生だと語っているような、そんな写真集です。復刊を是非お願いします。 (2008/04/10)
    GOOD!1
  • 亡くなられたニュースを報ステで見、画面に映し出された写真に衝撃を受けた。出身地が同じことで親近感を感じ、購入を決意したが、絶版状態(Amazonマーケットプレイスでは28,000円、33,000円)のため、ここにて復刊を希望する。 (2007/01/15)
    GOOD!1
  • 私がまだ物心つかない歳の頃の新宿が写されていますが、見ているとなんだか懐かしい。鬼気迫るような写真が載っているのに、でも見ていると何だか心癒される気がする。写真家の方の対象に対する誠実さを感じます。ずっと、いつか購入しようと思っているうちに買いそびれてしまいました。 (2007/01/11)
    GOOD!1
  • 1965年昭和40年の私は8歳。前年に東京オリンピックが開催され新幹線が3時間半で大阪まで人々を運んでくれるようになった。この頃から何処かのんびりとしていた「時の流れ」が急に早くなったような気がする。皆が時代の後を必死になって付いていった。この写真集にはそんな私達の姿が残されている。あの熱に魘されたような昭和と閉塞感を誰もが感じはじめた平成との狭間の私達の
    言葉に尽くせぬ想いが残されている。 (2006/05/17)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2005/10/11
    『新宿1965-97 僕らが「流しの写真屋」の客だった』(渡辺克巳)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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