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安保条約の成立―吉田外交と天皇外交

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得票数 5

著者 豊下楢彦
出版社 岩波書店
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784004304784
登録日 2005/09/16
リクエストNo. 30730

リクエスト内容

日米安保条約締結の裏には天皇も外交に関わっていた・・・著者が調べ上げた非公開資料、およびFRUSなどの一次資料から、吉田茂の活躍だけでなく昭和天皇も行為主体として条約成立に大きな影響を与えていたとされる。天皇と吉田の二重外交の姿をヴィヴィッドに描写することで、これまでの定説であった「吉田ドクトリン論」への根本的なアンチテーゼを提示することとなった。また、本書が出版されたことにより外務省はごく一部であったがすでに公開した資料を全面的に公開せざるを得なくなった。

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投票コメント

全5件

  • 安保条約成立過程を一次資料を効果的に使用し、綿密に分析している名著。本書で分析されている「臣茂」としての吉田と天皇の関係は、非常にスリリングであり、戦後日本政治外交史のイメージに大きなインパクトを与えたと言えるであろう。また現在の国際環境の変化の中、日本外交の今後を考察する上で、重要な示唆を与えるものでもある。 (2005/09/17)
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  • 現在、日米安保の問題が再び重要視されている中で、安保条約成立時に天皇の果たした役割をリアルに一次資料から描き出した名著だと思います。岩波書店に問い合わせたところ、すでに在庫切れ、そのまま絶版か?という状況になっています。特に「リアル」な外交を見直すという意味からも本著の再版をお願いしていきたいと思います。 (2005/09/16)
    GOOD!1
  • 氏の著作のなかでこれだけを持っていない。 (2005/11/30)
    GOOD!0
  • 日本を取り巻く安全保障が話題となっている今こそ、議論に欠かせない一冊であることから。 (2005/09/17)
    GOOD!0
  • 学会内外で激しい論争を巻き起こした名著。一方の第一人者の著作ですし、ジャンルが外交史とはいえ、扱われているのは今なおアクチュアリティの高い問題。末長く読み継がれるべき学術作品だと信じます。 (2005/09/17)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2007/05/14
    復刊!豊下楢彦『安保条約の成立―吉田外交と天皇外交』

  • 2005/09/16
    『安保条約の成立―吉田外交と天皇外交』(豊下楢彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。

最近の復刊活動

  • 2007/05/16
    「安保条約の成立―吉田外交と天皇外交」にリクエストを下さった皆さまにお知らせです。

    岩波書店より復刊いたしました!

    戦後史を考え、現代を考えるための必読の書。お楽しみに!

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