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| リクエスト内容 |
第二次世界大戦の少し前に、帝国陸軍参謀本部の肝煎りで、莫大な資金のもと「東方社」なる小さな謎の出版社(しかも株主に縛られる会社組織ではない)が設立された。従業員は、特高警察に追われている共産党員や、日本でトップクラスの芸術家・画家や写真家等で、戦時中も長髪のままスーツを着こなし、そこだけは自由を謳歌出来たという。写真検閲も全く関係なく、特高は軍部の後ろ盾(社のトップは退役した陸軍の将官)のある従業員を、捕縛する訳にもいかず、歯痒い思いをしたという。そこ迄保護された出版社の仕事とは、対外宣伝グラフ誌(数ヶ国版)を作成する事にあった。蘇聯のグラフ雑誌を参考に作られた、対外謀略用のプロパガンダ雑誌は「FRONT(フロント)」という。モンタージュ写真や、加筆により増えた艦隊や墜落する戦闘機等、改竄も激しいが、これらの技術は、戦后の写真界に多大の影響を与えた。見開き写真の構成も、他の雑誌を圧倒しているが、これら雑誌は、特務機関員を中心に海外占領地域でばら撒かれたと云うが、末期には、配布が困難になったという。1989年~1990年に、平凡社から極めて高価ながら僅かに復刻(ISBN:4582738109:4582738133:4582738184)した事があったが、現在は品切れのまま重版未定の状況である。当方、日本語版のFRONT(日本語版では、日本海軍号であるNo.1-2を再編集し「大東亞建設畫報」として刊行された)を二冊所蔵(但し状態悪し)しているが、日本語版は、報道検閲の関係からオリジナルに比べて、ずっと劣っている。但し、その日本語版でさえ、数万円の値段がついている状況である。ましてやオリジナルは、とても買える状況にないし、そも売っていない。是非、もう一度復刊し、写真史に名を残す「幻の雑誌」の復刻を御願いしたい。プロのカメラマンや写真に興味を持つ人には、たまらない復刻雑誌となるであろう。それにしても、「桃太郎・海の神兵」といい「FRONT」といい、円谷英二氏の「ハワイマレー沖海戦」といい、小松崎茂氏の「機械化」といい、戦時中に、日本のマニア文化が出揃っているのは、凄い事である。※ 古書店での入手難易度 ★★★★★ |
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| 2010.09.05 |
nick22 |
読んでみたいです |
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| 2009.08.09 |
anarogu |
戦争当時、驚くほどのグラフィックデザインを展開していた「FRONT」の復刻実物が見たいのです。復刻版はいまや入手困難。 |
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| 2009.03.27 |
フチュヶ |
アピールの仕方次第でこの本はミリオンセラー間違いありません。 需要は十二分にあります。写真としても、デザイン、レイアウトとしても最高水準! |
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| 2009.03.15 |
jinny |
完成度が高く、貴重な資料だから |
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| 2008.10.13 |
ムッシュ☆ |
貴重な資料として是非読みたいです! |
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