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ローマ文化王国‐新羅

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著者 由水 常雄 (著)
出版社 新潮社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784104476015
登録日 2005/05/16
リクエストNo. 29048

リクエスト内容

なぜこの本を書くことになったか
新羅はどのような国であったか
新羅はなぜ中国と国交をもたなかったか
新羅王の王冠の謎
天馬塚の遺構と遺物が示しているもの
衝撃の皇南洞九八号双墳の発掘
微笑するトンボ玉
ケルトの黄金剣の謎
新羅出土のローマン・グラス
圧倒的な陶製リュトン群
新羅はローマ文化の国だった
ローマから新羅への道

ガラス工芸史、東西美術交渉史を専攻した著者は、ローマ文化の遺物が、4世紀~6世紀の新羅地方の遺跡から、次々と発掘されていることを指摘する。

かならずローマン・グラスが出土するばかりか、貴婦人たちの装飾品としてイヤリング、首飾りも出土し、暦も中国の干支暦ではなく、ローマ暦を使っていたという。

金製樹木形宝冠は、ギリシア神話から生まれた形であり、鉢巻状のダイアデムに前と左右に樹木形の立飾りがついていて、これはヨーロッパの王様がかぶるものと同系列のものというのだ。

また、南ロシアのスキタイ・サカ族と同型式の古墳の形式も、前5~後3世紀のものに見られるという。

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NEWS

  • 2005/08/10
    『ロ-マ文化王国-新羅  改訂新版』販売開始しました!

  • 2005/05/16
    『ローマ文化王国‐新羅』(由水 常雄 (著))の復刊リクエスト受付を開始しました。

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