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報道のなかの女の人権  「女子高生コンクリート詰め殺人事件」をめぐって




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著者 おんな通信社
出版社 社会評論社
ジャンル 専門書
登録日 2004/11/01
リクエストNo. 26663

リクエスト内容

【発行】社会評論社
【判型】A5
【貢数】235ページ

1989年、東京綾瀬で起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」。この事件では被害者の少女に対するひどい報道被害がありましたが、このことに対し中山千夏などのフェミニストが怒りの声をあげ『女子高生コンクリート詰め殺人事件 彼女のくやしさがわかりますか』が刊行されました。本書はその続編として刊行されたものです。
今年の春、この事件を取り扱った映画が制作され、様々な議論を呼び起こしました。そうしたなかで、多くの人の支持をえて『女子高生コンクリート詰め殺人事件 彼女のくやしさがわかりますか』が復刊するにいたりました。その続編ともなる本書も、この事件を考える上で重要な意味があると思います

ゴーカンについて(中山千夏) 女と男の事件の読み方(丸山友岐子) 報道被害者の立場から(八尾恵) 法律の世界から(加城千波) 報道の現場から(池田恵理子) 「有害コミック」を読む(丸山未来子)ほか。

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投票コメント

全15件

  • 2017年現在、いたるところにミソジニー的な傾向があふれ、性差別も性暴力もこの事件が起きた頃から何一つ変化していません。
    そして、一部の「表現の自由」のみを重要視する人々が、他の人権を軽視し、暴力表現を肯定する動きも見られます。
    今の時代にこそ必要な本だと思います。 (2017/04/03)
    GOOD!2
  • 当時この事件の第一報を耳にした時の戦慄を、今でも生々しく憶えています。その後事件の詳細が明らかになるにつれ、その戦慄は苦しさに変わっていきました。この事件においては被害者の死に至までの苦しみがあまりに酷く、「殺人」の部分はむしろ凶悪性が低いとさえ感じられたからです。そして事件の凶悪にして陰惨な内容、その後の報道のされ方、加害者らの特に母親を責める世間の風潮、この事件にまつわる全てが、この世の男女関係の最悪な面、女性の置かれている厳しい実情を描く縮図のように感じられました。本当はもう触れたくない、でも蓋をして知らぬふりもできない、私にとって未だにそういう事件です。 (2010/06/14)
    GOOD!2
  • 近頃、この事件の主犯の少年(当時)が、別の事件を起こし、「俺は、あの事件の犯人だぞ」というような自慢げな言動をしたとか、しなかったとか報道されていましたが・・いずれにしても、やり切れない思いになるのは私だけではないと思います。
    この事件の被害者が、大変美少女だったことが記憶に残っています。それだけに、興味本位に扱われ、当時の報道は本当にひどいものでした。
    この本の復刊を望む理由は、あり過ぎて書けない程ですが、事件の被害者になった場合まで、女という性ゆえの人権侵害が行われている現実は、そう変わっていないと思います。
    確かに、ストーカーや、セクハラの認知など、少しの前進はありました。だからこそ、もう一度、今、被害者の人権を問い掛ける意味は大きいと思います。 (2004/11/01)
    GOOD!2
  • 被害者の方は私と同年代…

    事件の事はあの頃ニュースでかなり

    報道されていたので覚えていますが

    真実が知りたいのと

    被害者側に立って書かれた本が少ないので

    凶悪事件を風化させないよう

    希望します (2014/02/24)
    GOOD!1
  • 犯人はもちろんマスコミも許せない。 (2010/03/06)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2004/11/01
    『報道のなかの女の人権  「女子高生コンクリート詰め殺人事件」をめぐって』(おんな通信社)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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