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書翰文講話及文範




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得票数 24

著者 芳賀矢一・杉谷代水
出版社 冨山房
ジャンル 文芸書
登録日 2004/10/21
リクエストNo. 26482

リクエスト内容

大正2年に冨山房より初版が出版された手紙文範集です。現在市販されているような、誰が書いたかわからないような実用書的で適当な手紙文例集とは違い、候文の文例を中心とした格調の高い文例集であり、そのうち上巻は、手紙の書き方に関する古今東西の決まり事を説明した貴重な資料でもあります。編集したのは、杉谷代水でそれを国文学者の芳賀矢一が監修しています。
作家の中野重治や、エッセイストの山本夏彦が本書を高く評価しています。

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投票コメント

全24件

  • 杉谷代水について関心を持っています。その傑作が読めない状態になっているので困っています。冨山房の社長さんに直接頼んだことがありますが、らちがあきませんでした。しかし、復刊を願うたくさんの声があれば、必ず復刊されるはずです。 (2016/01/17)
    GOOD!1
  • 谷沢永一『読書人の悦楽』(PHP1994)を最近読んで、中野重治氏の絶賛を知りました。「ああ、学問と経験のある人が、材料を豊富にあつめ、手間をかけて、実用ということで心から親切に書いてくれた通俗の本というのは何といいものだろう」
    読んでみたくなりますよね。 (2010/01/17)
    GOOD!1
  • こういった本を家の書棚に置いておく。将来自分に子供ができて、その子が本を読む年頃になったとき、親父の書棚を漁ることがあるかもしれない。この本を手にすることがあるかもしれない。その時、「あ、この本いいな」と思うかもしれない。親父と同じように。
    という、子孫への淡い淡い期待。
    出版社には期待大。 (2005/01/28)
    GOOD!1
  • 最近、日本語の重要性が叫ばれている。即ち、日本人である以上数学にせよ物理にせよ日本語の理解なくしては十分かつ効率的な習得は望めない。こうした中で、行き着く所我々が文化として持つ文語、特に本書で示されたような文体を用いて自らの意を表し、理解することは至極重要であるといわざるを得ない。
    本目的を達するための指南とすべき手段が極めて希薄な今となっては本書のような書籍は大いに光を発するのではないか。否、そうあって欲しい。 (2004/11/15)
    GOOD!1
  • 現代の手紙に関する本は、文学者に偏向しております。
    本来の手紙の魅力を、もう一度洗いなおすには、まずは、基本に立ち直る必要を痛感いたします。中野重治は「僕はこれを刑務所の官本で楽しんで読み、出てから古本屋で見つけてきて今に愛蔵している」と「作文講話及文範」と「書翰文講話及文範」の2冊を語りました。講談社学術文庫には「作文講話及文範」は入りましたが、私見によれば、こちらのほうがずっと簡単明瞭で分かりやすい、もう一冊がまだです。残念でなりません。 (2004/10/21)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2004/10/21
    『書翰文講話及文範』(芳賀矢一・杉谷代水)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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