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著者 | 土門拳(写真) 草柳大蔵(文) |
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出版社 | 駸々堂出版 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2004/10/01 |
リクエストNo. | 26164 |
リクエスト内容
1966年から翌年にかけて平凡社「太陽」に連載された、土門拳の写真と草柳大蔵氏の文章で構成される各界の名人列伝。土門氏の揺るぎないカメラアイと草柳氏の軽妙な文章が絶妙なコントラストをなした名著。判型は335mm×270mmで、題字は棟方志功、装幀は田中一光。二重箱付き。当時の定価は25000円。
1974年出版。
オーナー評価★★★★★★★★☆☆
【目次】
蒼風は“瞬”にあり/勅使河原蒼風(華道家)
攻撃は創作である/升田幸三(棋士)
水中花のような女/先代水谷八重子(舞台女優)
人生の値を“強”でとおす/川端康成(小説家)
男、志功は風呂で泣く/棟方志功(板画家)
ダブルヘッダー七回の表/松永安左衛門(実業家)
スリリングな女/六世中村歌右衛門(歌舞伎役者)
私の家具が人生をかえる/黒田辰秋(工芸家)
噺になる人生/五代目古今亭志ん生(落語家)
雲の光で描く/坂本繁二郎(洋画家)
棒を振って矩を踰えず/斎藤秀雄(指揮者)
日本の地下水を飲む作家/浜田庄司(陶芸家)
え?を発見するまで/杉村春子(舞台女優)
繊手佛心の六千余例/榊原仟(しげる)(心臓外科医)
余白の中に芸がある/野村万蔵(狂言師)
芸なくてなんの本因坊/坂田栄男 (囲碁本因坊)
投票コメント
全5件
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言ってみれば、これはさしずめカラー版「風貌」とでも呼べましょうか。すでに刊行後30年が経ち、紹介された方々は殆どが幽明境を異にされている人ですが、現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれます。版元は倒産しておりますが、意欲ある出版社の英断を期待します。 (2004/10/01)GOOD!1
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五代目古今亭志ん生が好きだから。 (2006/08/29)GOOD!0
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棟方さんのファンであり、土門さんのファンでもあります。GOOD!0
今は手に入らない写真集が多いので、復刊していただければと思います。 (2006/07/20) -
取り上げられている人々の充実ぶり、これに土門拳の写真、文章とは。是非、一読したい。 (2005/12/03)GOOD!0
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すき (2005/11/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/10/01
『日本名匠伝』(土門拳(写真) 草柳大蔵(文))の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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箱崎 津郎