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断ち切られた未来

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著者 エリアス・カネッティ著 岩田行一訳
出版社 法政大学出版局
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784588120442
登録日 2004/09/12
リクエストNo. 25867

リクエスト内容

ドイツ人思想家、作家カネッティが思想家、作家たちについて書いた評論と対談を収録。カバー絵には鎌倉時代の地獄絵「北野天神縁起」の一部が使われています。

登録者の評価★★★★★★★★★☆

<評論>
■アルベルト・シュペーア「回想録」について
1905年マンハイム生まれ、28年ベルリン・シャルロッテンブルグ工業大学助手、31年ナチス入党、ナチス政権下で政治家、建築家として活動するが、44年の焦土戦術に反対し入獄、服役中に「回想録」を執筆、69年刊行。邦訳は品田豊治、「第三帝国の神殿にて」として中央公論新社より刊行中。

■孔子「論語」について

■トルストイ「最後の大翁」について

■蜂谷道彦「ヒロシマ日記」について
明治36年岡山県に生まれる。昭和4年岡山医大卒。昭和17年広島逓信病院長、広島での被爆体験記録を「ヒロシマ日記」として昭和30年、朝日新聞社より刊行。現在は法政大学出版局より刊行中。

<対談>
■テオドール・W・アドルノとの対話
1903~69。フランクフルトのユダヤ系の商家に生れ、1922年からフランクフルト大学で哲学・社会学を学び音楽批評を始める。ナチス台頭の時代、哲学、社会、芸術に関する批判的な著作活動を開始。38年アメリカに亡命するが、49年ドイツに帰国し、フランクフルト大学の哲学・社会学教授、後に同大学の社会研究所所長となる。著書に「美の理論」「アルバン・ベルク/極微なる移行の巨匠」などがある。

■ホルスト・ビーネクとの対話
1930~。ドイツの詩人、小説家、上部シュレージェンのグライヴィツに生まれる。初めベルリン・アンサンブル劇団員、ついで1955年までヴォルクタに4年間政治犯として拘禁され、強制労働に従事。1957年以来西ドイツで放送編集者、出版編集者顧問、現在はミュンヘンにて文筆活動。

■ヨアヒム・シッケルとの対話
1924~。ハンブルグに生まれる。ハンブルグ大学で哲学、数学、中国文学、インド文学を研究。著述家、編集者。著書に「毛沢東 詩37首」「中国、文学の革命」編著「ミニマ・フィロソフィカ」など。カネッティについての評論も書いている。

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投票コメント

全4件

  • 読んでみたいです (2010/09/05)
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  • 『群集と権力』の著者と『啓蒙の弁証法』の著者がどんな対話をしているのか、是非読んでみたい。 (2006/02/08)
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  • すき (2005/11/25)
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  • カネッティの代表的な評論集。カネッティ入門にも好適。ぜひ復刊を。 (2004/09/12)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2004/09/12
    『断ち切られた未来』(エリアス・カネッティ著 岩田行一訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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