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著者 | 古井由吉 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784000035101 |
登録日 | 2004/09/06 |
リクエストNo. | 25802 |
リクエスト内容
古井由吉によるムージル研究の書。虚なるもの、雪崩れる時空、不可能な愛。精神性の極北をかたどる思考のエロス。仮借ないエッセイズムが、ムージルを奏でる。「愛の完成」「トンカ」「静かなヴェロニカの誘惑」「特性のない男」などの、古井氏ならではの書評。
投票コメント
全10件
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古井由吉を通じて、ムージルを知り、『ムージル著作集』やGOOD!1
『ムージル日記』を読んだという経緯があるもので、古井に
よるムージル論はとても興味があります。
古井にしてもムージルにしても一部の好事家以外には、なか
なか手に取られることのない作家ですが、しかし、二人とも
文学史に大きな足跡を残した人たち。出版社の心ある対応を
望みます。 (2004/11/25) -
ムージルを読み出したら、これを読まないわけにはいかない、と思いましたから。 (2008/03/25)GOOD!0
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文庫で! (2007/04/11)GOOD!0
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古井由吉ならではの軽やかな文学論。GOOD!0
じつにかれらしく、短編集『合一』の分析はすばらしいが、
『特性のない男』はいまいちで分量もすくない。
しかしそれもふくめて古井由吉の個性と魅力がでていると思う。 (2006/06/21) -
劇作家として敬愛する太田省吾の著作に、古井由吉のムージル論からの引用がGOOD!0
あり、大変興味を持った。 (2006/04/23)
読後レビュー
NEWS
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2004/09/06
『ムージル 観念のエロス 作家の方法』(古井由吉)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
アマノン