31 票
著者 | 瀬川昌男 |
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出版社 | 小峰書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784338057059 |
登録日 | 2004/07/25 |
リクエストNo. | 25144 |
リクエスト内容
光子ロケットによる恒星間飛行を扱った、規模雄大な宇宙科学ロマン。初出は毎日新聞のSFシリーズであるだけに、繰り広げられる怪事件はSFマインドたっぷり。宇宙船での出会いと別れ、 久しく音信のなかった白鳥座61番星は……!?
たなばたの星ヴェガ(織姫)とアルタイル(牽牛)を結ぶ白鳥座61番星を舞台に、少年少女やロボットが大活躍する。
※昭和36(1961)年発行/昭和45(1970)年に毎日新聞社から、昭和60(1985)年に小峰書店から発行されています。
投票コメント
全31件
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小学生高学年の時ですから初版本の筈ですが、学校の図書室で読み、宇宙に大きな興味を持つきっかけになった小説です。GOOD!2
その後、天文雑誌の天体写真で宇宙(自然)の神秘的な美にすっかり魅せられてしまいました。
天体望遠鏡組立キット(厚紙の筒+レンズ)を購入して組み立て、天気の良い日には夜な夜な寺の境内に担ぎ出しては眺めたものです。
キラキラと輝いてチョッピリ輪が見える土星、よく見ると縞模様と衛星が見える木星、それを見た時の大感激は忘れられません。
物語の内容は覚えていないのですが、時々思い出しては「もう一度読みたいナ~」と何度となく思ったものです。
偶々このサイトに行き当たったのでリクエストに1票を投じます。 (2021/06/20) -
50年近く前、小学生のころ近所を巡回してくる移動図書館から借りて読みました。初めて読んだ本格的なSFでした。宇宙やテクノロジー、未知の世界の冒険への想像と憧れをかきたてられました。今でもいくつかの場面を思い浮かべることができます。主人公の少女ルミノ、金髪のロボット少年、宇宙を航海する人々、合成食料、住民の心を支配する装置・・・などなど。児童書とはいえスケールの大きさ、科学的根拠、筋の複雑さなど大変面白く、今思えば子供のころにもっとも大きな影響を受けた本の一つでした。ぜひもう一度読みたいと思います。現在でも十分楽しめるものではないかと思います。今の少年少女にも読んでもらいたいです。 (2015/10/28)GOOD!2
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小学校の頃よく読んだSF小説なんですが、なぜか表紙イラストはよく覚えてるんですが内容が他のSF小説とごっちゃになってるきがしまして、改めてじっくりと読んでみたいです。ぜひ復刻をおねがいします。 (2017/06/18)GOOD!1
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だいぶ古い本ですが、非常によくできたSF小説でした。GOOD!1
子供向けではありますが、物語の骨格は大人にも通用するようなしっかりとしたものでした。
すでに手に入らなくなり、中古等でも流通は皆無です。
電子書籍など、コストが低い方法で再度流通をしていただければうれしいです。 (2015/01/20) -
先日、地元の図書館で読む機会があり読み返したのですが、GOOD!1
SFの楽しさをいっぱい詰め込んだおもちゃ箱ののようで、
今読んでも面白かったです。
内容が記憶の中で美化されてなかった、びっくり。
児童書だと取り扱い店が限られるのかも知れないけど、
この面白さならラノベカテゴリでも出せるんじゃないかなぁ。
# 児童書の皮を被ったハードSFなので、
# ラノベの皮に被り変えても多分うまくやれるはず……。
自分はこの本きっかけに理系の沼に飲み込まれてしまったクチ
ですので、この本を復刊させて同じ道に進む犠牲者?を
増やして欲しいです。
そうすれば千年後には恒星間航行も夢じゃない。 (2014/02/18)
読後レビュー
NEWS
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2004/07/25
『白鳥座61番星』(瀬川昌男)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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KABA