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収容所群島

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得票数 136

著者 ソルジェニーツィン
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784102132074 9784102132081 9784102132098 9784102132104 9784102132111 9784102132128 9784105045067 9784105045104 9784105045142 9784105045159
登録日 2000/11/29
リクエストNo. 2396

リクエスト内容

いわずと知れた作品。
共産主義は終わるべくして、終わったが、
この書の価値を忘れるべきではないと思う。

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投票コメント

全136件

  • 10年ほど前、復刊のお陰で本屋でこの本の存在を知り、読むことが出来ました。
    今、また絶版になっており手に入らない状況です。
    このような名著が図書館でしか読めないのはおかしい。ずっと絶版にならずに本屋にあって欲しい作品です。 (2018/12/02)
    GOOD!4
  • ソルジェニーツィンの名を聞くと、私が卒業した年に定年を迎えた高校の世界史教師の顔を思い出します。教科書にソルジェニーツィンが出てきたとき、基本無気力なその教師が妙に熱っぽく「大学に入ったらソルジェニーツィンを読んでな」と言っていたことが印象に残っていた私は大学に入ってすぐの頃に新潮文庫で「イワン・デニーソヴィチ」を読んだのですが少々物足りなく思いました。なるほどラーゲルの過酷を極める労働環境が即物的な描写によってそれだけ一層生々しく描き出されたこの小品は黒いユーモアに満ちていて私のようなニワカ読者を戦慄させるには十分なものでしたがやはり中篇ということもあって、また当時のソ連の検閲に配慮したこともあってかやや穏当な作品になっていることは否めないと思います。
    それ以来ソルジェニーツィンにはすっかりご無沙汰していたのですがとある作家の講義で熱くこの収容所群島の魅力を語っているのを聞き遅まきながらようやくあの高校教師がこの作家に惚れ込んだというのはどうもこの作品のおかげらしいと思い当たりました。
    それから古書店で探してみたりはしたんですがどうも端本ばかりで揃いでは見つかりません。 (2020/02/19)
    GOOD!3
  • 政府を批判しただけでたちまち逮捕し、収容所送りにするという自由を圧殺したソビエト共産主義体制(社会主義と表記する人がいるが、共産主義とは似て非なるものである)が崩壊してすでに四半世紀が過ぎた。単なる体制告発の書にとどまるのであれば、この時の流れのなかで本書はすでに忘れ去られていたはずである。しかし、いまだ復刊要望の声が衰えようとはしていない。文学作品が時代の荒波に揉まれつつも古典としてその命脈を保ち続けているのは、いつの時代においても変わることのない人間の真実を捉えているという証左である。自らに振りかかった苦難をユーモアで笑い飛ばすこの作家の強靭な精神のありようをこそ見るべきであろう。『収容所群島』はアレクサンドル・ソルジェニーツィンがロシアの再生を、そして人間の再生を願ってやまなかった希望の書である。日本語版の再生を願わずにはいられない。 (2016/03/15)
    GOOD!2
  • ロシアとウクライナの歴史を知る上で必読のこの本が何故長らく絶版状態なのか。今こそこの本を再版すれば売り上げが上がるはずなのに何故新潮社は再版しないのか理解に苦しむ。古書店でも出回らなくなったことも併せて考えると、恐らくこの本を今世に広めたくない勢力が新潮社に圧力をかけて再版を止めさせたり古書を買い占めて世に出回るのを妨害しているのではないだろうかと勘繰りたくなる。つまりウクライナの背後にいる勢力にとってこの本には都合が悪いことが書かれているのだろう。プーチンはソルジェニーツィンを尊敬し、ソルジェニーツィンはプーチンにロシアの再建を託した。真のロシア、真のウクライナを日本の若い読者が知るためにも今こそこの本の再版を新潮社には決断して頂きたい。 (2022/12/31)
    GOOD!1
  • ロシアによるウクライナ侵略が現実に行われている今(2022年3月)、かつて彼の国で行われた人権弾圧の実態はまさしく当時ウクライナ国民がソ連の支配下に行なわれた現実です。そしてまた、ウクライナが再びロシアに占領された時、あるいは今現在ウイグル、チベット、南モンゴルや香港で、あるいは遠くない将来台湾で、そして沖縄や北海道を含む日本で行われない保証はありません。今こそ日本人が読むべき書籍の第一番目に位置付けられるものでしょう。可及的速やかな復刊を希望します。 (2022/03/05)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2007/03/12
    復刊!ソルジェニーツィン著 木村浩訳『収容所群島6』

  • 2007/01/22
    復刊!ソルジェニーツィン『収容所群島5』

  • 2006/11/28
    復刊!ソルジェニーツィン著『収容所群島4』予約受付開始!

  • 2006/10/03
    復刊!ソルジェニーツィン著/木村浩訳『収容所群島 (3)』

  • 2006/07/12
    復刊!ソルジェーツィン著 木村浩訳『収容所群島(2)』予約開始!

  • 2006/05/24
    復刊!ソルジェーツィン著 木村浩訳『収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察』

  • 2000/11/29
    『収容所群島』(ソルジェニーツィン)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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最近の復刊活動

  • 2007/03/12
    「収容所群島」にリクエストをいただいていた皆さまにお知らせです。

    いよいよ完結編、「収容所群島(6) 」が、5月に発売になります!

    帯推薦文には津本陽氏が執筆!どうぞお楽しみに!




  • 2007/03/12
    「収容所群島」にリクエストをいただいていた皆さまにお知らせです。

    いよいよ完結編、「収容所群島(6) 」が、5月に発売になります!

    帯推薦文には津本陽氏が執筆!どうぞお楽しみに!




  • 2007/01/22
    「収容所群島」にリクエストをいただいていた皆さまにお知らせです。

    ブッキングより第5巻が発売になります!

    発売日は3月中旬を予定していますが、既に購入予約は受付中です。

    お見逃しなく!

  • 2006/11/28
    ブッキングから刊行を重ねておりました「収容所群島」の第4巻が、来年の1月に発売されます。

    購入のご予約を開始いたしましたので、お知らせいたします。

    ★ご購入はこちら★


  • 2006/11/28
    ブッキングから刊行を重ねておりました「収容所群島」の第4巻が、来年の1月に発売されます。

    購入のご予約を開始いたしましたので、お知らせいたします。

    ★ご購入はこちら★


  • 2006/07/13
    ■復刊ドットコム/ブッキングからのお願い

    この度めでたく復刊となりました『収容所群島』(全六巻)ですが、現在、オビ等で推薦文を掲載する「推薦者」をどなたにお願いしようか検討しております。

    そこで、リクエストに投票された皆様からも、「推薦者はこの方にされては?」という声を聞かせていただき、「重要なご意見」として、参考にさせていただければと思います。

    思い浮かばれたら、件名を【収容所群島推薦者の件】とされて、〔info@book-ing.co.jp〕まで電子メールにてお知らせください。
    ご協力よろしくお願いいたします。

  • 2006/01/27
    投票者の皆さま、おめでとうございます。本日、国内外の関係各位の合意が得られましたので、今夏以降の復刊に向けて諸準備に入る環境が整いました。状況の進展次第、逐次情報をお伝えいたします。

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