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著者 | S.チャンドラセカール |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2000/11/03 |
リクエストNo. | 2164 |
リクエスト内容
チャンドラセカール質量でも有名な」ノーベル賞物理学者である著者の
重力と核反応による宇宙における星の進化を詳述した名著である。
原著名は「STELLAR STRUCTURE」である。著者は邦訳はないがベナール
対流の安定性などを述べた「流体(水)力学」、ブラックホールについて微分幾何的に述べた「ブラックホールの数学」でも有名である。
投票コメント
全22件
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1982年に米国で天体物理学の講義を取った時に、それまで好きでもなかった天文学が一気に好きになったキッカケが本書の理論を学んだことだった。天文学と物理学の橋渡しとして最高にエキサイティングな内容であると信じている。このような名著が世の中から消えてしまうのは余りにも惜しい。 (2011/06/05)GOOD!1
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数学の歴史におけるインドの役割はきわめて大きいが、われわれ日本人も含めて、いわゆる先進国の人たちは、これを正当に評価していない。GOOD!1
チャンドラセカールはインド人だ。これがすごく重要な点だと思う。
チャンドラセカールもインドの精神の中で生まれた偉大な人物の一人なのだ。
インドの精神は自然科学の世界でも有意義なものであるということを、われわれは襟を正して学びなおすべきだ。 (2002/03/19) -
宇宙物理学の著書は数々あるが、どれも恒星の進化については現象のGOOD!1
羅列で概論的な話に終始している。進化の理論的な根拠である重力と
核反応についてはそれを恒星の構造とからめて議論した邦書はないだろう。私は原著は古書店で安価で入手したが語学力に自信がないのでよむのに時間がかかりすぎる。ぜひ邦訳で読みたいです。 (2000/11/03) -
学生時代に天文サークルにおいて教科書的な存在でした。中古で購入可能な時期もあったのですが・・・。 (2022/11/20)GOOD!0
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理論天体物理学をやるんだと意気込んでいた高校生の頃に出会ったチャンドラセカール。全く違う仕事についたけれど、今も変わらず尊敬している学者です。GOOD!0
ふとこの復刊希望が目について、堪らず投票します。 (2021/08/01)
読後レビュー
NEWS
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2000/11/03
『星の構造』(S.チャンドラセカール)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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