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著者 | クレメント・グリーンバーグ、マイケル・フリード、ロザリンド・クラウス他 |
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出版社 | 太田出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784872332032 |
登録日 | 2003/12/18 |
リクエストNo. | 21255 |
リクエスト内容
◆目次
I
【共同討議】
「モダニズム再考」磯崎新×柄谷行人×浅田彰×岡崎乾二郎
II
【モダニズムの理論 グリーンバーグからクラウスまで】
「モダニズムの絵画」クレメント・グリーンバーグ
「抽象表現主義以後」クレメント・グリーンバーグ
「芸術と客体性」マイケル・フリード
【critical exchange モダニズムの政治学】
「クレメント・グリーンバーグの芸術理論」T・J・クラーク
「モダニズムはいかに作動するのか」マイケル・フリード
「モダニズムに関する論議」T・J・クラーク
【1967/1987 芸術・理論の系譜学】
「ミニマリズムとポップ以降の美術論」
「ディスカッション」マイケル・フリード×ロザリンド・クラウス×ベンジャミン・ブクロー
「視覚的無意識」ロザリンド・クラウス
「モダニズム以後 ジョセフ・コスースに聞く」
III
【モダニズムの再検討】
「経験の条件」岡崎乾二郎
「美術館のなかのひとつの場所」松浦寿夫
「美術史の曖昧な対象」田中純
「透明性の内部」丸山洋志
【セミナー モダニズムの再検討】岡崎乾二郎×田中純×丸山洋志×浅田彰×松浦寿夫
共同編集=浅田彰・岡崎乾二郎・松浦寿夫
投票コメント
全53件
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マイケル・フリード「芸術と客体性」、ロザリンド・クラウス「視覚的無意識」等、超重要論文が所収された美術批評の金字塔的書籍です。現在、古本市場でも入手困難、公立図書館にも所蔵されておらず、復刊を強く望んでいます。 (2007/07/11)GOOD!1
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本書の成果は、貴重な邦訳記事とそれに収まらない射程を語る岡崎乾二郎の思考の二つ。GOOD!1
●邦訳
フリード「芸術と~」
:アンソロジーからの訳出だが、98年にフリードの当論文題の論集が刊行。単行本訳が望ましい
フリードとクラークの議論
:原文が単行本になっていない。貴重
クラウス『視覚的~』
:未注記だが第4章[pp.149-195]のみの邦訳なので、単行本訳が望ましい
「ミニマリズムと~」「ディスカッション」
:「芸術と客体性」と同様にDIA美術基金刊行の美術理論アンソロジーからの訳出だが[『視覚論』『反美学』も同じ]、単行本訳が望ましい
●日本語記事
【セミナー モダニズムの再検討】と「モダニズム再考」が出色。岡崎・浅田が論を主導し、主旨は岡崎の90年代以降発表された記事に関連するが(現在は岡崎の書籍があり、理解する環境は整備された)、高速で話が進む&論旨が反復&個々の作家を一気に処理して数多く言及する(ある程度岡崎の論旨に親しんでいれば理解可能)ので、主旨をつかむのが困難。ただしセミナーがこの特徴に顕著で、論旨も最も充実している。 (2007/06/06) -
目次を見ただけでもお腹いっぱいになってしまうような、すごい本ですね。こんな本が出版されていたとは知りませんでした。日本には硬派な美術批評がほとんど存在しないですからね。岡崎さんや浅田氏には期待するところが大きいです。現代美術に興味を持ち始めたばかりのシロートの私ですが、ぜひ手にとって読んでみたい一冊ですね。 (2006/01/05)GOOD!1
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アメリカ批評におけるモダニズムを論述するための必携の書。近代以降に問題意識をおGOOD!1
く美術系学生はみんなこの本の一部のコピーを持っているのではなかろうか。「モダニ
ズムの絵画」なんかゼミでやりながら,一人持っている先生や先輩がうらやましいんだ
よな。あればみんな手に入れるだろうに,古本屋でも滅多に見かけないのが惜しまれ
る。 (2005/09/18) -
多くの大学で、美学や美術史の教材として取り上げられまた推薦されている。なのに、図書館にもなく、巷の本屋にも置いていない。これは理不尽というものではないか。GOOD!1
モダニズムの再検討なくして、ポストモダニズムを語ることはできない。20世紀の経験を省みることなくして、21世紀を真に生きることなどできない。その意味でも、貴重な文献だと思う。
どんな形でもいいのでぜひ復刊してもらいたい。 (2004/11/10)
読後レビュー
NEWS
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2016/07/13
『モダニズムのハード・コア 批評空間臨時増刊号』が50票に到達しました。 -
2003/12/18
『モダニズムのハード・コア 批評空間臨時増刊号』(クレメント・グリーンバーグ、マイケル・フリード、ロザリンド・クラウス他)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
kj