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著者 | ロラン・バルト |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784622008712 |
登録日 | 2003/10/10 |
リクエストNo. | 20022 |
リクエスト内容
本書は、作家論と《イメージの周辺》を扱った批評的エッセー18篇を収める。
母親の死を契機に自らをプルーストの体験に重ね合わせて語る興味深いプルー
スト論、バタイユ文学への深い理解に満ちた「テクストの出口」、惜しくも遺
稿となったスタンダール論をはじめ、大学制度批判としての「作家、知識人、
教師」「ゼミナールに」、またミシュレやブレヒトの再読、さらに無名のF・B
やサルドゥイ、ルノー・カミュなど、日本にあまり知られていない作家の選び
方も刺激的である。執筆された時期、対象となった作家や思想の多様性のため
に本書の18篇は、バルト自身の多様性と思考の流れ、さらには現代という時代
の多様性を知るのに恰好のエッセー集となっている。
投票コメント
全2件
読後レビュー
NEWS
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2005/09/09
『テクストの出口 新装版』販売開始しました! -
2003/10/10
『テクストの出口』(ロラン・バルト)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
吉良満隆