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著者 | ロバート・ホールドストック |
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出版社 | 角川書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784047911970 |
登録日 | 2003/07/15 |
リクエストNo. | 17971 |
リクエスト内容
戦場からイングランドの実家に戻ったスティーヴンは、兄の様子がおかしいことに気付いた。考古学者だった父が長年にわたり調査していた森を、兄は毎日の様にさまよっていた。家の中は荒れ放題、異臭が漂う。兄は森に取り憑かれていた。森が生み出した少女グゥイネスの幻影に兄は恋焦がれていた。少女は神話時代から抜け出た様な姿で古代後を話すという。兄は狂ったのか。父と同じく、兄は少女を追い森へ消えた。
既に絶滅したとされる野生動物の生息する森は、原生林に覆われ、いくら歩き続けても、決して中心には辿り着くことはできない。そしてある日、スティーヴンの前に少女グゥイネスが現れた。
世界幻想文学大賞&英国SF作家協会賞&英国作家協会賞受賞作。なお、未訳の続編があるので、邦訳を望む人は本書を古本屋で購入して済ませようなんて思わないほうがいいですよ。
投票コメント
全14件
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ネタバレじゃないけど、でも、読んでないひとが気になりそうな情報を。GOOD!1
芦奈野ひとしさんの『ヨコハマ買い出し紀行』には「ミサゴ」という森の妖精が登場します。この作品にはほかに、「鶚」(みさご)という特殊な飛行機(超低空しか飛べない「地上効果翼機--WIG」)が登場します。こちらは漢字からもわかるように、鳥の名前からつけられているのですが、はて、妖精のほうはというと…。
それにもひとつ、『ミサゴの森』には、森に住むいのししの神さまというのが出てくるのだが、これまたどっかで聞いた話のような…。 (2004/08/02) -
内容は朧げにしか覚えていないのですが、GOOD!1
昔、読んでとても面白かったという記憶が…
面白かったというか「凄かった」という感想を持ったと思います。
もう一度読めるなら読みたいし、
続編も素晴らしいという記述を見たことがあるので
こちらも是非邦訳していただきたいと思う。
#個人的には文庫で出していただけると嬉しいです。 (2004/05/20) -
近年では見られない、重厚なファンタジーの佳作。 (2009/05/10)GOOD!0
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面白そうです。読みたいと思いました。 (2006/12/13)GOOD!0
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重厚なファンタジーと言った本で、当時お気に入りの一冊でしたが、GOOD!0
時の流れの中で手元から流失しました。ぜひもう一度読みたいです。 (2006/03/06)
読後レビュー
NEWS
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2003/07/15
『ミサゴの森』(ロバート・ホールドストック)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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花關索