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著者 | ライオネル・チャ-ルズ・ロビンズ(著)、辻六兵衛(訳) |
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出版社 | 東洋経済新報社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784492310052 |
登録日 | 2003/01/20 |
リクエストNo. | 14267 |
リクエスト内容
旧厚生経済学の効用の可測性と個人間比較可能性を批判し、倫理学と経済学を明確に分離しようとするL.ロビンズの名著。
投票コメント
全12件
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宇野の表現を借用すれば、どのような社会にも共通の「経済原則」と、資本主義経済に特有な「経済法則」とを混同した見本。孤立した個人の選択行為と社会・経済システムの機構とを同一視するといった意味で、スミス以前に退化した経済観。このような方法では、資本主義の特徴を見失ってしまうという意味で、反面教師に。 (2009/04/30)GOOD!1
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「ロビンズって経済学から倫理を放逐した張本人として評判悪いのだが、この本を読む限りむしろ逆。彼の誠実な科学主義の延長線上でこそ、倫理的考察はその居場所を確保することができる。今こそ読み返されるべき古典。」(http://book100.g.hatena.ne.jp/mojimoji/20061217/p2)とのことなので是非読んでみたい。 (2007/01/24)GOOD!1
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厚生経済学は、今、「倫理」の復権を目指し、分配的正義の理論というものが派生している。「倫理」の復権は、効用の個人間比較可能性を取り入れることによって行われているのだが、ロビンズによってどういう批判がなされたのかを、我々は本書によって知らねばならない。 (2003/01/20)GOOD!1
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経済学の名著なので誰でも買うことができる状態にしてほしいです。 (2014/08/29)GOOD!0
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読んでみたい (2010/09/19)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/01/20
『経済学の本質と意義』(ライオネル・チャ-ルズ・ロビンズ(著)、辻六兵衛(訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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