10 票
著者 | 宮崎市定 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480013279 9784480082299 |
登録日 | 2002/10/26 |
リクエストNo. | 13005 |
リクエスト内容
目次
世界史から見た日本の夜明け___大陸との関係
出雲政権の興亡
最初4年鏡は帯方郡製か
記紀をどう読む___日本上代史の素描
天皇なる称号の由来について
天皇の称号というのは始め朝鮮と付き合っていた時は「天王」と名乗って居ました。しかし中国と付き合っていくと、どうやら皇帝という称号があるとききつけ、そこで出たのが「天皇」という称号でした。これは内藤湖南の学統を継ぎ宮崎史学を作った東洋史の白眉である宮崎市定氏が唱えた学説です。最近では古代天皇は「大王」という称号であるという学説があります。これは木簡で「大王」という見られる文字があって以降叫ばれた学説ですが、これは文献にも乗っていない根拠薄弱な学説で教科書に載せるような学説ではありません。宮崎市定氏の著書には「現代語 論語」「アジア史論」「宮崎市定全集」等があります。余計ですが宮崎氏の本は白眉の書いただけあって知的興奮が味わえる本です。
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読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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古代大和朝廷 | 1,430円 | アマゾン |
NEWS
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2010/11/02
日本の古代史を東洋史・世界史から読み解いた異色作!宮崎市定『古代大和朝廷』 (18票)復刊決定! -
2002/10/26
『古代大和朝廷』(宮崎市定)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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nick22