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復刊投票コメント一覧(人気順)

マルクスに凭れて六十年 自嘲生涯記

投票コメント

全92件

  • 岡崎次郎氏の自伝でありつつ、戦後左派・アカデミーの貴重な生きた記録になっている。
    復刻できない理由は有名なマルクス資本論の暴露本的要素で、法政大学出版から出せなかったことだが、今やそれらの歴史的事実も興味深く読めるのではないだろうか。
    フーテンの寅さんならぬ、バンカラで、スチャラカなマルキシストの人生を読める本はこれしかない。 (2015/07/21)
    GOOD!3
  • なかなかお目にかかれない奇書です。
    『資本論』の翻訳者は実は自分(岡崎氏)であったことが記されているなど意外な告白もされています。
    このような書を絶版にしているのは惜しい。
    私は図書館で再読していますが、初読の時は何とも言えぬ感銘を受けました。
    なお、『週刊朝日』1994年(月日号までは不明)に、
    「死出の旅路の果て」という岡崎夫婦の足跡を追った優れたルポがあります。 (2005/10/21)
    GOOD!3
  • 関川夏央著「人間晩年図鑑2004~07年」の中の、「向坂ゆき」の項で、初めて向坂逸郎と岡崎次郎との関係を知りました。岡崎次郎の静かなる人生哲学に興味を持ちました。また岡崎夫妻の「誰にも迷惑をかけたくない」というフェイドアウトの行動にも、現代人が忘れかけている凛とした日本人の居住まいを感じました。「マルクスに凭れて60年自嘲生涯記」をぜひ一度読んでみたいと思います。 (2022/01/21)
    GOOD!2
  • 実は資本論関係をネットで調べていたら、岡崎氏の晩年(?)ことやさらに岩波版の資本論翻訳についてのいきさつを初めて知り驚いています。
    この本にはそのことが書かれていると知り投票します。
    ちなみに私が持っている資本論翻訳本(といっても第一巻分の(1)〜(3)までですが)は氏が翻訳した大月書店国民文庫版です。 (2008/05/11)
    GOOD!2
  • 過激な封建主義者の呉智英が絶賛した本として有名だが、
    横浜市立の図書館にはこの本が無く、
    手頃に読めない状態なため
    是非とも復刊してほしい!
    内容自体も観念的な難しさはあまり無く(後半に数頁でてくるだけ)、
    自伝として秀逸な面白さが全編満ちている。 (2007/10/26)
    GOOD!2
  • 1,苦いユーモアをたたえたなかなかいい文章による経済学者の自叙伝で、学生をはじめとして多くの人々に読ませたい。著者に魅力あり。
    2,著者は、向坂逸郎訳、岩波文庫「資本論」を九割方翻訳し、五割以下の翻訳印税を貰ったと言っている。翻訳の代作である。事実かどうか、関係者の言をききたい。著作権上どういう問題があるのか、検討に値する。向坂逸郎の人物像に影響を与えるけれども、両者共故人であろう。野口均・諸君1991年12月号でこの本を知った。 (2003/04/14)
    GOOD!2
  • 長年、「資本論」を読み通したいと思いつつも、手をつけられません、恐くて・・・(

    この著者のことはまったく存じておりませんでしたが、これを読むことで「資本論」通読への突破力としたい。
    もし突破できたなら、その勢いでマルクスさんの陣地に攻め込みたい! (2022/12/28)
    GOOD!1
  • マルクス研究者としての実績だけでなく、文章が実に面白い (2022/01/04)
    GOOD!1
  • 現代の資本主義社会に対して疑問が向けられ始めたなかで、マルクスに注目が集まっている。マルクスと向き合い、一生をささげた人間の生きざまを多くの人に読んでいただきたい。 (2021/05/04)
    GOOD!1
  • 読みたい (2020/01/30)
    GOOD!1
  • 資本論翻訳史を考える上で、参考になる一書。 (2017/05/31)
    GOOD!1
  • 戦後社会主義運動の一断面を知るだけでなく、戦前戦後と著者を引きつけたマルクス主義とは、いったいなんであったかをとう本でもある。
    この発刊後、著者は姿を消す。その意味からしても、軽妙なタッチながら、書かれていることは案外重い気がする。
    現在あまりに高価なので、リクエストします。 (2017/04/02)
    GOOD!1
  • 人生の悲しみを粛々と筆致したかけがえない書物であるのに古書が2万円近く、衆目に触れない。 (2014/04/03)
    GOOD!1
  • 大月書店版「資本論」を読むたびに、一語一語丁寧にこなれた訳に感動すら覚えていました。「冷ややかな情熱」とでもいったものが隠されているのを感じてました。その訳者の自伝を是非読みたいです。 (2012/03/31)
    GOOD!1
  • 「週刊現代」’09-04-11号に載っていた高橋源一郎さんのエッセー(54~55頁)で岡崎次郎さんのこと及び本書のことを知りました。
    アマゾンや「日本の古本屋」、「紫式部」などでも入手不可能です。
    向坂さんへの配慮から復刊を躊躇しているのかもしれませんが、出版人の心意気を発揮して是非復刊してもらいたいものです。 (2009/04/04)
    GOOD!1
  • 呉智英さんの本で取り上げられていて非常に気になったのですが、どこの図書館にも、古本屋にも見当たらず…ぜひ復刊を望みます。 (2005/08/07)
    GOOD!1
  • 岡崎氏による自分の人生の総括を知りたい。 (2023/12/04)
    GOOD!0
  • 興味がある (2023/05/02)
    GOOD!0
  • 岡崎次郎氏が翻訳したマルク『資本論』の愛読者だったから。 (2023/05/02)
    GOOD!0
  • 「死出の旅」へ旅立った岡崎次郎という人が好きだから。
    左翼というのは必ずしも善的な存在ではないことを知ったからである。 (2023/03/05)
    GOOD!0

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