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カント全集 10 たんなる理性の限界内の宗教 <岩波オンデマンドブックス>

北岡武司 訳

7,920円(税込)

(本体価格 7,200 円 + 消費税10%)

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たんなる理性の限界内の宗教 文庫化リクエスト
著者 北岡武司 訳
出版社 岩波書店
頁数 476 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784007306273

商品内容

真の宗教は理性的な道徳的宗教のみであり、道徳は必然的に宗教に至る。自らの実践哲学の枠組みをもって真の宗教のあるべき姿を論じる。理性と信仰の関係を考え抜いた到達点であり宗教について考える際の必須の参照軸。

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読後レビュー

全1件

  • 第四批判

    本作は“批判(Kritik)”という言葉こそ入っていませんが批判精神に貫かれています。一部の学者は「第四批判」と呼びます。とくに序文の草稿を読むとなぜ「たんなる理性の宗教」ではなく「たんなる理性の“限界内の”宗教」なのか理解できます。
    さて本作の序文でカントは「道徳を守る上で人間以上の存在者を必要としない」と書いています。いわゆる無神論・無宗教と呼ばれる人でも道徳的・自律的な人間はいるわけです。そして悪は善の欠如ともいえます。カント自身、信条・心情的に断定は避けていますが、おそらく本作の出版がなかなか許可されなかったのも、この点が絡んでいるのでしょう。
    序文の中に「道徳は宗教にいたる」と述べていますが、これは学問的誠実さの表れであり、彼自身の思索過程そのものといっていいでしょう。彼の問いに対しフィヒテ、シェリング、ヘーゲルといった観念論者が答えていきますが、それはまた別のお話。 (2022/02/26)

    GOOD!0
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復刊投稿時のコメント

全10件

  • カントの重要な著作、手軽に入手できるようにしていただきたい。 (2022/01/27)
    GOOD!2
  • 三大批判につぐ第四批判(宗教批判)ともいうべき作品です。オンデマンド版も出ていますが、三大批判のように文庫で手に入るようにしたいです。 (2021/10/29)
    GOOD!2
  • カントの第四批判とも言われるこの著書は、他の三批判に比べ入手が難しく、文庫も珍しいので、是非文庫化を希望します。 (2015/10/24)
    GOOD!1
  • 是非読みたい。 (2012/09/28)
    GOOD!0
  • この本に限らず、視霊者の夢や可感界と可想界の形式と原理もそうなのだが、早く文庫化を望む。 (2012/08/27)
    GOOD!1

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