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ウラルの核惨事

ジョレス・メドヴェージェフ 著 / 佐々木洋 監修 / 名越陽子 訳

3,960円(税込)

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ウラルの核惨事
著者 ジョレス・メドヴェージェフ 著 / 佐々木洋 監修 / 名越陽子 訳
出版社 現代思潮新社
判型 A5
頁数 262 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784329100030

商品内容

旧ソ連体制下で隠蔽された核事故

1957年、旧ソ連南ウラル地方で放射性廃棄物貯蔵所が爆発した。 『ルイセンコの興亡』を米国で出版したことにより精神病院に収容され、その後ソ連国籍を剥奪された著者は、英国滞在中に検閲済みのソ連当局の資料を解読し、この事故を 1976年に「ウラルの核惨事」として公表した。ソ連をはじめ、米・英も事故を否定。ようやく、チェルノブイリ事故後の1989年になって事故を認めた---。
福島第一原発事故に関する論文のほか、新論稿を増補収録した決定版。

▼著者プロフィール
ジョレス・A・メドヴェージェフ
1925年生まれ。生化学・加齢学・政治史研究家。1950年にモスクワのチミリャーゼフ農科大学在学中に、ルイセンコの横暴を目の当たりに体験。卒業後、同大学で放射性同位元素を用いた研究をする。1969年に『ルイセンコ学説の興亡』をアメリカで発刊したが、反ソ活動だとの理由でソ連最高会議幹部会決定によりオブニンスクの放射線医学研究所分子生物学研究室長を解任される。1973年英国出張中にソ連国籍を剥奪されるが、以後イギリスに滞在、1990年ソ連国籍回復。主要著書に『誰が狂人か』(ロイとの共著。邦題『告発する! 狂人は誰か』、三一書房)『ウラルの核惨事』(技術と人間)、『市場社会の警告』(共著、現代思潮新社)、『知られざるスターリン』『ソルジェニーツィンとサハロフ』『回想 1925-2010』(ロイとの共著、現代思潮新社)。

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読後レビュー

全1件

  • ネミサマ

    これは「NHK特集」何かでも、ソフトにやった、俗に言う所の「シティ40」の放射性物質の大爆発で、それの散蒔きを、チェルノブイリよりも、ずっと早くにやってしまった「惨事」の記録だ。 NHKの番組よりも、もっと、遥かに、真に迫っている。 付録のように「フクシマ」の場合も出て居る。ーーーーこれからも「原発」等と、付き合っていかなくてはならない運に恵まれてる、我らは「便利で、輝かしい電気」にばかり、見とれてないで、その裏の事情も知ったほうがいい。 その意味で、充分に読む価値あり! (2017/07/16)

    GOOD!0
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復刊投稿時のコメント

全1件

  • 本書籍はかつて旧ソ連内の核廃棄物処理施設内において発生した爆発事故と、その経緯、その後の地域住民に対する健康被害などについての貴重な記録である。我が国においても、福島第一原発の事故発生により、核汚染に対する恐怖を国民は身近に感じることとなった。また、現在政府より発表されている各種の事故関連データについては、それが真なるものなのかについての国民の疑念もまだ十分に晴れたとは言えない。このような状況下において、今後予想される二次被害、三次被害等に的確に対処するための情報や知識を得ておくためにも、本書は示唆に富む内容を含んでいるのではなかろうか。小生はこの本は読んでいないので、その詳細な内容については残念ながら承知はしていないが、復刊可能であれば是非早期の復刊を希望する。 (2011/09/30)
    GOOD!1

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