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きんのつののしか

宮川やすえ 再話 / 井上洋介 絵

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著者 宮川やすえ 再話 / 井上洋介 絵
出版社 復刊ドットコム
判型 AB
頁数 28 頁
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784835454474

商品内容

宮川やすえと井上洋介が描くソビエト民話の傑作
『きんのつののしか』が初めての単行本化決定!

なんでもどんどん飲み込んでしまうどろにんぎょうを、最後に待ち受けていたものとは!?

旧ソ連のロパールスカ地方に伝わる民話をトルストイ作品などの翻訳で知られる宮川やすえ氏が再話し、『くまの子ウーフ』でも知られる井上洋介氏が独特のタッチで描いた『きんのつののしか』。
1977年に雑誌「ジョイフルえほん」に掲載されたのみで、その後一度も単行本化されることのなかった幻の作品が初単行本化決定です。

子供のいないおじいさんが作ったちいさなどろの人形。
みるみる間に生きた勇士に変わり、おじいさん、おばあさん、きこりやりょうしなどさまざまな人を飲み込み続け、どんどん巨大化したところで一匹の鹿に出会います。
果たして、鹿は飲み込まれてしまうのか。
それとも…?

ロシア児童文学の翻訳家・宮川やすえ氏によるリズム感ある文章、鬼才・井上洋介氏の描くどことなく不気味な絵がなんとも不思議な印象を読んだ人に与えます。
大人も子供も、思わずその魅力に引きこまれてしまうこと間違いなし。
ぜひ、この機会にご家族皆さんでお楽しみください!

▼著者プロフィール
宮川やすえ(みやかわ やすえ)(1926- 2013年)
ロシア児童文学翻訳家、拓殖大学名誉教授。 岡山県生まれ。拓殖大学卒。長年拓殖大学教授を務め、2000年定年、名誉教授。日ロ交流協会常任理事。児童文化功労者。主な訳書に『森はいきている』『せむしの子馬』など。

井上洋介(いのうえ ようすけ)(1931- 2016年)
東京都出身。少年時代は軍国一色に染まっており、家の美術雑誌を眺めることが唯一の楽しみであったという。1965年第11回文藝春秋漫画賞、第4回東京イラストレーターズ・クラブ賞受賞。画集に『木版東京百画府』(京都書院)、『電車画府』(パルコ出版)など。絵本に『まがればまがりみち』『あじのひらき』『でんしゃえほん』『あなぼこえほん』『ぼうし』『ぶらぶらどうぶつえん』『わっ』『ブクブクブー』『ちょうつがいのえほん』『やまのばんさんかい』『ぐるりかぜ』など多数。

※本書は1977年に文研出版の「ジョイフルえほん」第43号収録の『きんのつののしか』をもとに、あらたな装丁で新装版として出版するものです。
※画像は制作中のものです。

(c)宮川やすえ/井上洋介

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読後レビュー

全1件

  • 素朴な味わい

    村人達が遭遇する事件(?)が良く考えると結構怖いはずなのに、絵が温かく、泥人形が動くというファンタジーを含みつつも、自然豊かで牧歌的な風景の中で展開しているからなのか、あまり恐く感じませんでした。最後は鹿に助けられるのですが、大変怖い目にあったはずなのに、またすぐに鹿に感謝を表す儀式を執り行うような所に、大自然と共に生きてきた田舎の人達の、懐の深さと強かさを感じました。全体的には素朴だけど味わい深く、何度も読み返したくなる絵本でした。結局温かさを感じてしまうのは、泥人形も鹿もどちらもが"自然"の象徴なのではないかと感じたせいかもしれません。 (2017/01/29)

    GOOD!0
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