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首切りの歴史

フランシス・ラーソン 著 / 矢野真千子 訳

3,520円(税込)

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著者 フランシス・ラーソン 著 / 矢野真千子 訳
出版社 河出書房新社
判型 四六判
頁数 344 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784309206851

商品内容

見せしめ、コレクション、科学や芸術、崇拝の対象…。あらゆる文化や社会で、なぜ人々は生首に魅せられ、首を切断したがるのか? 驚愕のエピソード満載の異色歴史ノンフィクション!

▼目次
プロローグ--オリヴァー・クロムウェルの首
序論--ヒトは「首」に引きつけられる生き物である

◇第1章 首狩り族
ピット・リヴァーズ博物館の干し首
首と銃を交換するビジネス
注文生産のマオリの首
文明人と野蛮人
本市や博物館が作った線引き
首狩り族はどっちだ?

◇第2章 戦利品の首
太平洋戦争中の首狩り
土産物ハンティング
狩猟記念品
沈思黙考の道具
慈しみの対象
戦場という異質空間

◇第3章 反逆者の首
二一世紀の処刑台
社会の価値観の変化
見せしめの首
死刑執行人の技量
ギロチンが変えた構図
台本どおりの劇

◇第4章 額に入れた首
究極の肖像
画家たちが追求した断頭シーン
死と恐怖を題材にする
医学校の美術解剖講座
革命期の蝋人形展

◇第5章 聖なる首
オリヴァー・プランケットの首
注目と富を集める首
死体に期待された効能
生と死の境にある目に見えない力
サイモン・サドベリーの首

◇第6章 頭蓋骨フィーバー
骨相学ブーム
人種の研究という科学
科学なら、まずは標本を集めよ
ターゲットにされた人々
集めても、集めても
集団間の違いより個人差のほうが大きい

◇第7章 切開される頭部
人体解剖の授業
感情の切り替え方を学ぶ
死体を美しい展示品に変える
標本制作の技術
頭蓋骨から脳へ

◇第8章 生きている頭部
水槽に浮かぶ脳
ギロチン処刑後に動く頭部
切断された頭部に意識は残るのか?
頭部移植の可能性
頭部を冷凍保存する
脳と身体は切り離せるものなのか?

◇結び--他人の首であればこそ

謝辞
訳者あとがき
参考文献
図版出典

▼著者紹介
フランシス・ラーソン:
オックスフォード大学の名誉研究員。著書にヘンリー・ウェルカムの伝記『An Infinity of Things』、共著にピット・リヴァーズ博物館の歴史について書かれた『Knowing Things』がある。

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