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フィンランド駅へ 革命の世紀の群像(下)

エドマンド・ウィルソン・著 岡本正明・訳

4,950円(税込)

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フィンランド駅へ 上 革命の世紀の群像
著者 エドマンド・ウィルソン・著 岡本正明・訳
出版社 みすず書房
判型 四六判
頁数 368 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622046790

商品内容

ヴィーコのナポリから始まった物語は、上巻で、バブーフのパリへ、ボストン郊外の理想農場ブルック・ファームへ、そしてマルクスとエンゲルスが『新ライン新聞』を発行したケルンへと至った。下巻では、ロンドンで「商品の詩人、そしてプロレタリアートの独裁者」となるマルクスと、ペテルブルグの「若き鷲」トロツキーが登場。さらにレーニンはペトログラードのフィンランド駅で「人類史上はじめて、歴史哲学の鍵が、現実の歴史の錠にぴったり合う瞬間を目前にする」
本書の出版は1940年、ヒトラーがヨーロッパを席巻し、ソ連ではすでにスターリンの粛清が進行していた。そしてその後のソヴィエト・ロシアの展開は、当時のウィルソンの想像を超えるものだった。ソ連が崩壊した現在、明らかなことは、社会主義の理想を支えられるほど人間は倫理的ではなかったということだ。「それでも、一つの思想が構築されて行く過程は美しかったのだ。レーニンがフィンランド駅頭に降り立つまで、それはスリリングな知的冒険だったのだ」(池澤夏樹)
ウィルソンの優れた筆力と歴史的想像力から生まれたこの大河ドラマ=思想史は、永く読者を魅了することだろう。全2巻。

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復刊投稿時のコメント

全1件

  • 原書は1940年に初版、1972年刊を最後に絶版だったが、2004年に再版されました。本翻訳は1999年に上・下刊発行されたが、上巻は絶版です。図書館で借りて読みましたが、20世紀最大の名著の一つ、ぜひ復刊を希望します。 (2008/06/21)
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