ベクシンスキー

ズジスワフ・ベクシンスキー著、永瀬唯・解説

4,180円（税込）

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著者	ズジスワフ・ベクシンスキー著、永瀬唯・解説
出版社	エディシオン・トレヴィル
ジャンル	専門書
ISBNコード	9784309906386

商品内容

追悼復刻版　ベクシンスキー待望の重版!!

2009年1月中旬出来!!!
定価：本体3800円＋税

ベクシンスキー（1929-2005）
凄惨な画家の最期から4年。人類の終末風景を幻視し続けたポーランド現代絵画の巨人のヴィジョンが、いよいよ現実世界と重なりあう。

死、腐敗、損壊。言い知れぬ寂寥感と恐怖に支配され永遠の廃墟と化した時空。

そこにはただエロスの魂だけが虚ろに木霊している……

ワルシャワの自宅において刺殺体で発見されたポーランド現代絵画孤高の巨人ベクシ
ンスキー。彼の円熟期の仕事を中心にオリジナル編集した日本唯一の作品集。

ポートレイト
写真photo 1959 by Piasecki

ズジスワフ・ベクシンスキーZdzislaw Beksinski: (lはポーランド語の斜め線あり)

エルンスト・フックス，H.R.ギーガーと並び称されるファンタスティック・リアリズムの画家、写真家、彫刻家。

その夢魔的な画風で世界中のファンを魅了し圧倒的な支持を得たが、自らは幻想画家であることを否定し、ポーランドで隠者のように暮らした。2005年2月21日逝去。享年75歳。

画家は生前、「死」がもたらす空虚より「死に行く瞬間」の苦しみを最も恐れると語ったことがある。

彼はその最期を17箇所にも及ぶ刺し傷によって享受しなければならず、うち2箇所は心臓にまで到達していた。