漢文ブームに乗っかり中国古典小説の研究者・大塚先生の著書もちくま学芸文庫から出るので、これも復刊を希望。

礼記を読む上で不可欠な鄭玄注を載せているという意味で極めて貴重。

タイトルだけでそそられる。

著者は『新釈尊伝』など学術的に正確で宗教性を損なわず仏教を描いており本書も期待を裏切らず仏典の女性たちを描写していると考えます。

善導の『観経疏』はそれまでの『観経』解釈を一変させた解説書であり浄土宗・浄土真宗の聖教（聖典）でたびたび言及されます。
しかしそのテキストに当ることは難しく、ほぼ国訳（書き下ろし文）か専門家向けの研究書のみです。
本書は現代語訳・解説を含め、著者の故高橋氏は浄土宗法主であり初心者から中級者に相応しい内容と思われます。サイズを見直すなど在家向けに作り直してほしいです。

唯識・世親研究は元よりカルマの相続を考える上でも示唆に富む作品です。
世親の他の論書と同様につねに手に入るようにしたいです。

漢詩を好んで読みますが、井伏鱒二の訳には、たいへん魅力がある。ぜひ手元に置きたい。

『唯識三十頌』を読むなら真っ先に手にすべきテキストだと思います。
購入しないうちに品切れになったようなので重版を望みます。

『左氏伝』は岩波文庫に収録されていますが『穀梁伝』『公羊伝』はハードカバーに頼らざるを得ない状況です。
三伝とも文庫で読めるようにしたいです。

『左氏伝』そのものは岩波文庫に収録されていますが、杜預の注釈をふくめて読みたいです。
また講談社学術文庫に曹操注『孫子』（魏武注孫子）が収録されましたが、需要はあるはずです。

公羊伝は左氏伝、穀梁伝とともに春秋三伝に数えられますが、左氏伝に次ぐ権威を持ちます。
文庫化された左氏伝以外手軽に読めない状態ですので、同著者の『穀梁伝』ともに復刊してほしいです。

大学の講義で李賀の詩を読み、ぜひ手元に一冊置いておきたいと思ったのですがなかなかまとまった量の作品を読める本がないので、こちらの本を復刊してほしいです。

友松師をはじめ石上師、片山師、佐々木師と続いたNHKの『法句経（ダンマパダ、真理のことば）』講座ですが、調べた限り石上師のみ書籍化されていません。
『法句経』は「仏教の聖書」とも呼ばれる重要経典であり、いくら解説書があってもいいでしょう。

原始仏教、南方仏教などパーリ語経典研究で知られる水野氏の論文集です。
現代でもこれだけ優れた研究はないでしょうから、後世に遺す・原始（初期）仏教研究発展のためにも復刊を望みます。

一部はちくま学芸文庫「空海コレクション」に収録されています、日本を代表する知の巨人・空海を理解する上で全集の存在は不可欠です。
せめて『秘蔵記』『三昧耶戒序』『文鏡秘府論』などコレクションに追加してほしいです。

仏教を学ぶ上で必須の辞典です。

訓読の歴史をまとめた本が他にないため。

教科書で出会ったシリーズ、入手できないものを読みたいから。

貴重な文法書だと思います、復刊を希望しております。

独学で書道を始めるにあたり、YouTubeで書道家の方がおすすめしていたのを見て購入を考えました。