2002.1.5
株式会社ブッキング 左田野 渉

三回目のコミケでした。夏の三日間に対して、年末は二日だけです。 年も押し詰まった二十九から三十日までですから、しかたないので しょうが。しかし今年も大入り満員御礼で、約八十万人入場の盛況 です。ことに二日目は、ギャルゲー系の出展が多く、同人誌ブース の出る東館は凄まじい人出でした。八十万人といえば、出版業界が 挙げて参加する東京国際ブックフェアや、日本IBMが総力を挙げて 開催するIBMフェアの入場者数の十倍ですから、そのパワーの大き さが実感できます。

今年の復刊ドットコムの主役は「あまいぞ!男吾」です。十一月発売 時についていたヒロイン姫子にプラスしてヒーロー男吾の特製シオリ を付けての販売です。思わず「懐かしい・・・・」と買ってゆく、お客さま が続々と手にとってゆきます。本家本元の著者Moo.念平先生の出 展しているMoo帝国は、先生の同人作品を求めようと引きも切らない お客の列です。Moo.先生、良かったです。

今回のコミケでは、ブッキング社のアルバイト女性の皆さんの活躍に めざましいものがありました。まずは九新さん、チャイナ服コスプレ? で、ウグイス嬢のような美声で「よろしくお願いしまぁす」と呼ばれて、 思わずヨロヨロとブースに誘われる男性たち。今回でも立派な販売の 実績を残せたのは彼女の働きも大きかったのでしょう。

売上以外にも、もう一つ、思いもかけぬ収穫がありました。当社アル バイトの池田さんは、コミケ前夜に案内用のパンフレットと首っぴきで 何やら調べ物です。聞けばコミケ出展者の中には、多くの復刊投票 上位の漫画家がいらっしゃるとのこと。さて当日の会場で人ごみをか き分け、かき分け出展ブースを探し当てます。どきどきしながら声を かければ、最初は訝しげな表情の先生がたですが、事情を話せば納 得の表情で「それはいい、是非お願いします」と復刊の要望に顔をほ ころばせて下さいます。こういうコミケの活用方法もあるんだなぁと、池 田女史の機転に感心した次第です。