2001.10.4
株式会社ブッキング 左田野 渉

復刊ドットコムご利用の皆さまへ

 10月2日の朝、ビックリするような出来事が日経新聞各紙を飾りました。
何と、復刊ドットコムが日経インターネットアワードを受賞したのです。株式 会社ビズシークと株式会社ブッキングによって共同運営されている、読書の要 望を集めて書籍を復刊するサイト「復刊ドットコム」が、このたび日本経済新 聞の主催する「日経インターネットアワード2001」のビジネス部門において、 「日本経済新聞社賞」に選定されました。日経各紙に掲載されている選考理由 を読むと、需要サイドから供給をコントロールする参加型のデマンドチェーン のモデルということに加えて、オンデマンド出版による復刊書籍の発刊が評価 されたようです。新しい二つのタイプが理想的にミックスされたという点が、 審査にプラスに効果したのでしょうか。この場を借りて、皆さまに御礼申し上 げます。

 この賞の応募は、実は応募画面を入力している最中に誤って送信ボタンを押 してしまったり、応募データに不備があったりで、いったんエントリーを取り 消したつもりになっていたのが、新聞発表の直前に内定通知がありました。聞 いた当初は、狐に化かされたような(表現が古色蒼然ですね ^^;)気分で した。しかしながら、一緒に受賞した他の受賞者はビジネス部門では松井証券、 マツダなどの大企業で、日販の菅社長には「復刊ドットコムも松井証券と並ん で表彰されるとは、たいしたものだね」と冷やかされてしまいました。事実、 復刊ドットコムは皆さまの支援で着実に成長しているとはいえ、他の受賞者と 肩を並べているなどとは、とても言えません。そうは言うものの、二渡氏がコ ツコツと積み重ねた1600件以上の相互リンク、竹林・岩本の両氏が足を棒にし て出版社や著者に日参したことは、いつも一緒にいる私たちも、とても誇りに 思っています。

 ともあれ、今は素直に喜びたいと思います。せっかくこのような栄誉に浴し たのですから、今の復刊ドットコムをさらに継続させ、発展させることが、わ れわれの務めです。それには、多くの参加者を募り、一点でも復刊成功実績を 積み上げてゆくことが、われわれの使命だと思っています。そのためには、こ れまで通り、皆さまの叡智も協力も遠慮なく借ります。先日も原本をご提供し て下さる方が何人も現れたり、購入アンケートに協力して下さる方が出現した りしています。私たちは、こういう意味で職業人として幸せなアマチュアリズ ムを保っているといえます。正直言って、出版の世界は一筋縄ではいきません。 いろいろな新しい手法、工夫で挑戦してゆかねば道は開けません。トライ&エ ラーで、ご要望にお応えしてゆきます。


● 株式会社ブッキング 左田野 渉 http://www.book-ing.co.jp/
● 株式会社ビズシーク 小澤 隆生 http://www.bizseek.co.jp/


■ 日経インターネットアワード2001
http://www.nikkei.co.jp/award/