2000.11.6
株式会社ブッキング 左田野 渉
復刊ドットコムにお越しの皆様へ

 先日、わたしは横浜高島屋に行ってきました。実は先日、復刊ドットコムで 発売されたスウェーデンのクロスステッチという本が即売されている展示会が ありましたので、そこに顔を出して来ました。これは山梨幹子氏の主宰するヤ マナシヘムスライドという教室が開催している北欧のクロスステッチ展という イベントなのです。クロスステッチというのは、スウェーデンやデンマークに 伝わる手芸のことです。私も実物には初めて接しましたが、ほのぼのとした美 しさに溢れる作品ばかりでした。ブッキングでは文化出版局から刊行されて絶 版になってしまったこの本を復刊いたしました。デンマークのクロスステッチ は絶版になっていませんでしたが、スウエーデンの方は絶版でした。いったい どんな方が、このような地味な本を多くの方が欲しがっていたんだろうと、 ちょっと不思議でした。しかし会場を訪れて納得いたしました。ニットの白と 赤い糸で紡がれるクリスマス風の刺繍には、人の心に灯をともす力を感じま す。あいにく、山梨先生はいらっしゃいませんでしたが、会場にいた方と話す ことができました。この会場では、どちらかと言うと完成した物を買うのでは なく、編むためのキットを即売しています。しかし、展示物としてさまざまな クロスステッチの作品が展示されています。その中で半畳ほどもあろうかとい う大きな作品がありました。そお作品について伺うと、商社を定年退職された 男性の方が数年をかけて編み上げたとのこと。お話によると、大きな刺繍作品 というのは、女性より男性の方が向いているとのこと。遠大な構想力は男性の ものだからとのことでした。ところで、11月10日からは、渋谷の東急本店でも ヤマナシヘムスライドで作品をご覧になれるそうなので、皆さまも是非、足を 運んではいかがですか?