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2000.7.31
株式会社ブッキング 左田野 渉
復刊ドットコムにお集まりの皆さま。

出版社交渉情報について、お話したいことがあります。

それは交渉情報の全てを話せない場合があるということです。
出版社の方々には、交渉内容どころか、交渉したことさえ 公表したがらない場合があります。

それは作品の出版権が今どういう状態にあるかを、 その出版社が知られたくないと思っている場合。

出版社にとって、出版権のステータスというのは企業秘密なんです。

復刊できない事情があるのに、また復刊話が出た際、 復刊を望む人々に断りや謝罪をせねばならないこと。

人にはさまざまな事情があります。
その傷口を、こじ開けてまでの公表はできません。
どうか、そこを判って下さい。

だからといって、すぐに復刊を諦めるということではありません。
あらゆる努力を、われわれは惜しみません。
だから、復刊決定まで、交渉情報が公表できないという場合も あるということなのです。

何か、最近の自分は説教おやじみたいですね。



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2000.7.28
株式会社ブッキング 左田野 渉
復刊ドットコムにお集まりの皆さま

先日、あるサイトのBBSで、復刊交渉の報告を読んでいて、 出版社の方の態度を激しく非難する発言の投稿がありました。

このような発言は、かえって逆効果になると思います。
人間はお互いに感情の動物です。
復刊に時間がかかったり、障害があったりするのは、 担当の方に聞けば、やはりそれなりの理由がちゃんとあるのです。

先方のご事情もあり、全ての事情を公開することはできませんが、 関係者一同もちろん出版社の皆さんも、誠意を持って力を尽くして下さって います。

直ぐに復刊が決まらず、もどかしい気持ちも感じるかもしれませんが、どうか 暖かい目で見守ってやって下さい。



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2000.7.19
株式会社ブッキング 左田野 渉

復刊ドットコムにご参加の皆さま、いつも応援ありがとうございます。
さて、復刊ドットコム開設後、約五十日を経過しました。

そこで、これまでの復刊投票の上位を見ると、コミックや文庫など、 原本が低価格な本が目立つように思います。
出版印刷の世界では制作部数と定価は密接な関係があります。
たくさんの部数であればあるほど、定価も下がるというのが常識です。

文庫やコミックは初版数万部というのが通常です。従って、復刊ドットコム の五十部から百部の印刷は、原本より割高になってしまうということは、 ご承知おき下さい。おそらく三百頁くらいの本では二千円くらいになってしま うと思います。

又、千部くらいつくれば原本と同様の印刷になりますが、百部くらいだとデジ タルプリントという印刷になり、コミックはハーフトーンの背景や極細の線が やや飛んでしまうことがあることも、ご承知おき下さい。

復刊といっても、かなり様々な技術・コスト的な制約があり、定価も品質も なるべく旧に復するよう努力はいたしますが、全く同じではないということは ご理解下さい。



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2000.7.17
株式会社ブッキング 左田野 渉

 復刊ドットコムにお越しの皆さまへ。オンデマンド出版のブッキングの左田野です。 ブッキングは、ビズシークさんと一緒に「復刊ドットコム」を共同で運営する、 いわば相棒です。どちらかといえば票集めがビズシークさん、復刊のための出版社交渉 がブッキングという役割分担です。

 さて、復刊ドットコムは誕生後、一ヶ月以上が経ちました。この間、五万人以上の方がサイトを訪れ、 五千人以上の方々が熱い思いを投票に託して下さいました。全く、ありがたい限りです。

 投票は順調なのですが、実際に復刊銘柄はまだ出ていません。ちょっと言い訳させて頂きますと、 復刊という作業は手間も時間もかかることを、交渉開始後に実感いたしました。 反応は出版社さんによって様々ですが、まず復刊候補に上がっている銘柄は、 復刊が難しい事情が多いのです。例えば名著なんだけど差別用語が多く出てくる作品だったり、 著者がお亡くなりになっていたり、写真集なんかだとご本人や一緒に被写体となっている方が 復刊を拒否されていると、事情は様々なのです。また外国の作品は、発行出版社が 版権エージェント経由で出版契約をしている関係で、復刊にも外国現地の交渉から 始めなきゃいけないなどの事情で、これまた難物です。

 しかしわれわれは、そう簡単には諦めません。あらゆる手を使って、それでもダメなら、 皆さんに白旗を上げます。上記のように、復刊には様々な壁が立ちはだかっています。 「遅い!」と思われるかもしれませんが、じっくり腰を据えて、お待ち下さい。 「待てば回路の日和あり」、「願えよ、されば与えられん」です。 皆さんにお願いしたいのは、もっともっと投票を集めて下さい。百人で足りなければ、 千人なら、一万人なら何とかなるかもしれません。われわれに力を下さい。